葬式鉄には早すぎて…

というわけで京浜東北線に乗って上野に到着し、「北陸」が発車する13番線に向かいます。ちょうど列車が入線しようかという頃合いで、上野駅の地平ホーム独特の行き止まり付近には多くの写真屋さんが待ち構えています。「駅長さん」も今宵の燃料を補給しつつ、写真屋さんの一員となって写真を撮ります。今回は一ネタ持参ということで「はちゅね」さんに来てもらっています。とはいえ、普段のピンキーさんとは勝手が異なりサイズが大きいので、一緒に撮影するにはちょっとコツが必要です。でも、その大きさを活かして(?)、あてがわれたA個室で留守番してもらったところ、ネタに気づいて写真を撮る人もチラホラ。やっぱり、こういうネタを仕込むのは面白いものです。

 
「北陸」の機関車側と客車側。「多くの写真屋さんが…」とはいえ、まだまだこの時期なら余裕を持って撮影できます

あてがわれたA個室で、はちゅねさんに留守番している間に写真撮影です

で、23時03分、定刻に3011列車・寝台特急「北陸」が発車しました。早々に案内放送が流れますが、シャワーカードは残りが少ないようです。…といっても、シャワーが使える時間は限られていますけどね。車内改札を受け、個室のカードキーとアメニティセットを受け取り、燃料を補給していると大宮に到着です。もう遅い時間なので通勤客も多くはありませんが、いつものように寝台列車から見る優越感に浸ることが出来ます。大宮を発車し、燃料補給が終わると車内の探索に出ることに。列車は8両編成で、開放B寝台が4両、B寝台個室が3両、A寝台個室が1両付いていますが、ざっと見た感じ開放B寝台は全部で15人位しか乗っていませんでしたorz。個室は通路からでは分かりませんが、ほぼ埋まっているかと。ま、過去の「あさかぜ」・「出雲」もそうですが、「駅長さん」が乗った時期が葬式鉄には早すぎるということなんですかね?この方が普段の姿が見れるので、「駅長さん」的には好きなんですけどね。

 
左:A個室の寝台券とカードキー。B個室もカードキーなので良い記念になりますが、これからは争奪戦が激しくなりそうです
右:「北陸」は14系客車を使っているので、先頭車からは牽引する機関車が、最後尾の車両からは流れる夜景を見ることが出来ます

さて、列車は高崎を発車しました。そろそろ上越国境に差し掛かります。はたして、雪の具合はどうなんでしょうかね?