丸1日、走りっぱなし

今回の東北行きは後輩ちゃんとの珍道中な訳ですが、別の後輩ちゃんたちも先に三陸入りしていたようです。そんなわけで、宮古から久慈までは総勢6人の珍道中に。2両編成の列車は座席がほぼ埋まった状態で宮古を発車しましたが、途中の田野畑でほとんどが降りてしまいました。多分、北山崎の展望台に行くのでしょう。三陸鉄道は海沿いを走っていますが、リアス式海岸ということもあって海を望みながら走る区間が多くありません。でも、堀内・陸中野田と、途中の駅間にある絶景ポイントでは一旦停車をして、観光客に景色を楽しんでもらっています。
久慈に到着すると、乗ってきたヘッドマークつき車両は一旦車庫に入ります。次の運用でしっかり両サイドが拝めることを期待しつつ、ネタを拾います。まずは鉄むすコミックス・スタンプラリーです。駅のきっぷ売り場にスタンプが置かれていて、そこでコミックスのスタンプ欄に押印する形です。このきっぷ売り場ではきっぷ以外にも三陸鉄道グッズが売られています。商品が展示されているわけではありませんが、注文すれば、ちゃんと窓口から受け渡してもらえます。
…と、まだまだ続くのですが、とりあえず時間が遅くなったので、更新は後日ってことでお願いします。

 
左:久慈駅鉄道むすめ久慈ありすさんを身請けしたので、ここからはありすさんに案内してもらいましょう
右:これから乗る久慈13:04発宮古行きには、先日のイラストコンテストで受賞した作品がヘッドマークになって飾られています。ゴールデンウィークの前半と後半で2種類ずつ、合計4種類のヘッドマークが先頭を飾っていました。

で、続いては鉄むすコミックス*1に出ていた「魚棚」へホヤ料理を食べに行くことに。…って、あれ?開店している気配が無いんですケド…?扉に手をかけてみましたが、カギがかかっていて開けることができません。どうやら、今日はお休みのようです。というわけなので、近くにあるラーメン屋へ。どうやら有名な店のようで、店の前には行列ができています。店に入ると、「カツラーメン」の文字があったのですかさず注文です。出てきたラーメンには、豚でありませんが鳥のカツが入っています。さっぱり目のスープとこってり目のカツのミスマッチがおいしい逸品でした。
で、別の後輩ちゃんたちと別れ、再び宮古へ戻ります。今度はヘッドマーク付きの1両編成です。前の列車と間隔があいているためか、車内は結構混みあっています。途中でボチボチ降りていくかな?と思っていましたが、なかなか空いてきません。しかも、陸中野田では団体客が乗り込んできて、さらに混雑が…orz。ったく、「旅行設定するなら、空いている平日にしろよ、クラブツ○リズム!」と恨み節も言いたくなりますね…。で、そんな混んでいる列車とは堀内駅でお別れです。

 
左:約30分で堀内駅に到着です。眼下に小さな漁港が広がり、風景は最高です!…小さい毛虫がいなければ、なお良かったのですが
右:三陸鉄道25周年記念ポスターの北リアス線側モデルとなった風景っぽく1枚。もうちょっと引きが取れればよいのですが、ウチのデジカメちゃんではこれが限界…。もしくは縦位置で撮ったほうがそれっぽく見えたかしら?

ここ堀内駅は、今回発売された鉄道むすめポスターの「久慈ありす」サイドの舞台になっています。早速、聖地巡礼ということでそのアングルを探します。ホームの宮古側から久慈側を見るような感じで久慈ありすさんが立っています。ただ、ホーム上をはじめ待合室にも小さい虫がウジャウジャといます。着いたときに居た保線の人から*2、「小さい毛虫に注意してくださいね」と言われたので、たぶんそれなんでしょう。虫を避けつつ小1時間ほど待って、次の列車を待ちます。やってきた列車でポスターと同じようなアングルで撮ってみたのでした。久慈行き・宮古行きの2本を狙ってみましたが、残念ながらポスターと同じ「さんりくしおさい」車両ではなく、一般型の車両なのでした。


三陸鉄道は海沿いを走っているように見えますが、なかなか海を目の当たりにすることはできません。それでも、宮古から来て白井海岸を出るとドーンと地平線まで見渡せるほどの景色が広がります。上記は野田玉川〜堀内間から望む太平洋です。
 
堀内〜白井海岸間でも海を見渡せます。海側を見れば雄大な太平洋、山側を見れば国道45号線の大沢橋りょうがアーチを描いています

で、次の宮古行きに乗って宮古へ。さすがに寝ずのドライブの後なので、宮古まで大爆睡大会なのでした。宮古に着いたら、今日の宿泊地・盛岡へ向かいます。その前に小本にある日帰り温泉でひとっ風呂浴びていくことに。…これが後で一悶着起こすんですけどね。
ひとっ風呂浴びてサッパリした後は、心機一転盛岡へ舵を切ります。小本から岩泉町内を通り抜け、早坂高原を抜けて盛岡へ向かう国道455号です。岩泉までは普通の山道ですが、岩泉線から別れて早坂高原のほうへ向かうと、山道が険しくなります。とはいえ、カーナビでは早坂高原のあたりが曲がりくねっていましたが、実際には早坂トンネルで一気に抜けられたのでした。で、約2時間半かけて盛岡に到着し、今日の宿に投宿です。…って、大事なアレがナイデスヨ!?どうやら、大事なアレを小本の温泉に忘れてしまったようです。無いことには洒落にならないので、往復5時間かけて取りに行ってきましたよ…。やっぱり夜通し運転したおかげで、注意力が散漫になってしまったのかしら?今後気をつけよ…。

*1:…の三陸鉄道編前編あとがき

*2:多分殺虫剤を撒いていた