また、「春なのにお別れ」の時期が…

というわけで、JR各社の18年3月ダイヤ改正のプレスリリースが出揃いました(JR九州を除く)。
各社のプレスリリース→JR北海道JR東日本JR東海JR西日本JR四国
各社とも速達サービスに力を入れる中、時代にそぐわない列車が相次いで廃止・格下げになっていきます。その代表格ともいえるのが、寝台特急「出雲」の廃止でしょう。いよいよ東海道線を下る寝台列車も、「はやぶさ・富士」、「サンライズ出雲・瀬戸」、「銀河」の3本になってしまい、しかも客車寝台といえば2本だけになってしまうという現状に。ま、通勤途上の電車から見る限り、「いつ見ても(たとえ繁忙期であっても)空いているな〜」って感じですから、仕方ないといえば仕方ないのかしら?
…と、このプレスリリースが出たので、ここから4ヶ月ほどは各駅に写真屋さんが一杯出ていそうですね。「駅長さん」もお別れ乗車をしたいところですが、年明けも忙しいのが見えつつある今日この頃、果たしてスケジュールに組み込めるかな?
でも、組み込んだはいいけど、今年の「あさかぜ」のときみたいに「一編成中に30人くらいしか乗ってない〜orz」てなことが無ければよいのですが…*1
あとは、JR東海エリア唯一の急行「かすが」*2も廃止の憂き目に。確かに、名古屋〜奈良という半端かつ近鉄優位な区間を今まで走っていたのが不思議なくらいといえばソレまでですが。由緒正しい関西本線ルートも、コレで普通のローカル線になってしまいますわ。
それと、何気にJR北海道の夜行特急「利尻」と「オホーツク9・10号」が季節運転に。「利尻」は夏の、「オホーツク」は冬の観光シーズンに運転とありますが、「利尻」は冬に走らせてもお客が乗らないのでしょうかね?冬場は安定した移動手段だと思うのですが…。でもこれらの夜行特急がなくなると、北海道フリーパスで効率的に動き回れなくなりますね〜。
あと、誰が使っていたのか分からない、東海道・山陽新幹線と「しらさぎ」・「ひだ」で行われている「レールゴー・サービス」が終了となります。ブルートレイン便が先日のダイ改で廃止になり、旅客会社が片手間で行ってきた貨物輸送も終わりになりそうです。


待ち遠しくもあり寂しくもある、平成18年3月18日まで、残り約4ヶ月。

*1:これについては、「冬の九州旅行 第1日目 - いとしげの「あ・げ・れ・ば」な独り言」「http://www.geocities.jp/ito_shige/asakaze0101.html」を参照してください

*2:そういえば、臨時に格下げされた「ちくま」ってどうなったっけ?